災害に備えて~ご家族に合わせた食料備蓄~
台風や記録的短時間大雨など、夏ならではの災害が発生しやすい時期となりました。
日頃から災害に備えた備蓄や避難方法の確認はお済みかと思いますが、ご家族に合わせた食料備蓄を考えたことはありますか?スーパーやディスカウントストア、コンビニエンスストアでも購入できるものも色々あります。ぜひ普段のお買い物ついでに、ご家族やご自身それぞれのお体の状態に合わせた備蓄食料も手に取ってみましょう!
【慢性疾患をお持ちの方】
食事コントロールをしっかりすることで、症状悪化を防ぎます。
■食塩制限のある方
食塩の少ない水煮缶、レトルト食品、餅、パン、ビスケット、キャンディ等
■糖質制限のある方
低カロリービスケット、全粒粉クラッカー、低カロリーレトルト食品、低GI食品など
※低血糖の心配があるとき(ブドウ糖、キャンディ等)
■たんぱく質制限のある方
たんぱく質調整食品(低たんぱく質のごはんやレトルト食品、ゼリー、ジュース等)
【高齢者】
しっかり食べることが大切です。エネルギー不足にならないようにしましょう!またのどの渇きを感じにくくなるため水分はこまめに飲みましょう。
■固いものが食べられない方、飲みこみにくい方
そのまま食べられる軟らかいレトルト食品等 ※スプーンのご用意を忘れずに
■食欲が低下している方
栄養補助食品、濃厚流動食等
●まず水分!次にしっかり食事!
水は一人1日約3リットル(飲用+調理用)
●食料備蓄は1週間分!
主食・・・米、アルファ化米、無洗米、乾麺(うどんやパスタ)、乾パン、カップ麺、シリアル ☆エネルギーおよび炭水化物の確保
主菜・・・レトルト食品、缶詰、ソーセージ、高野豆腐、ロングライフ牛乳 ☆たんぱく質の確保
副菜・・・野菜、乾物、野菜ジュース、汁物(インスタント味噌汁等) ☆ビタミン等の確保
ホッとするもの・・・ようかん等の菓子、お茶、コーヒー、ココア等
食品以外・・・ラップ、はさみ、ナイフ、紙皿、紙コップ、はし、スプーン、アルミホイル、ポリ袋、ごみ袋、ウエットティッシュ
あったら便利なもの・・・カセットコンロ、カセットボンベ、水容器
資料はこちらからダウンロードできます
出典:熊本市発行リーフレット(りんどう第3号2016年((公社)熊本県栄養士会、緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド(農林水産省))