認知症が原因による行方不明者数について
警察庁の発表によると、認知症またはその疑いによる行方不明者数は年々増加しており、統計を取り始めた2012年と比較すると2019年では1.8倍となっています。行方不明となられた方の約半数が80歳以上の方、4割は70歳代、1割が60歳代で、それ以下の年代の方もいらっしゃいます。また残念ながら所在確認までの間に交通事故等でお亡くなりになった方も年間500名ほどいらっしゃるとのことです。しかし、届出が出された当日に無事が確認された方は約7割で、2~7日以内に発見された方も含めると9割以上の方が1週間以内に見つかっています。
これは行き先が自宅周辺に留まり、遠くまで離れなかったケースが多いと見られています。
周囲で万が一のことが起こってしまった際には、家庭や地域の中で初動態勢がとれるように、日頃から認知症について理解を深めておくことが大切です。
※警察庁生活安全局生活安全企画課発行資料参照
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